目次
Billboardの概要
米国の音楽チャート「Billboard Hot 100」などを発表する音楽メディア。(Wikipedia)
日本ではBillboard JAPAN(Wikipedia)が日本版の音楽チャートを発表しています。
ランキングはどこで見れる?
- Hot100
毎週水曜日に発表される週間チャートです。
順位と獲得ポイントが確認できます。 直前の月曜〜日曜が対象期間です。 - CHART Insight
Hot100の指標ごとのランキングが確認出来ます。
例えば11/20発表のHot100のTOP5の楽曲と各指標のランキングは添付画像のように閲覧できます。
(指標ごとにソート可能。ポイントはHot100でないと確認できない)
ランキングを構成する指標
以下の6つの指標が構成要素となります。(詳細は別項)
- CDセールス
- リアルストア、コンビニ、Eコマース全ての販売チャンネルの9割以上をカバーするパッケージ実売データをもとにした全国推定売上枚数
- ダウンロード数
- Amazon、iTunes、mora、mu-mo、レコチョクが対象
- ストリーミング数
- Amazon Music(Unlimitedおよびプライム会員向け音楽ストリーミング)、Apple Music、AWA、うたパス、HMVmusic、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、TOWER RECORDS MUSIC、Spotify、dヒッツ、YouTube Musicが対象
- 全国のFM/AMラジオ放送回数
- 全国主要エリアAM/FM31局のラジオ放送回数
- 国内においての動画再生回数
- YouTube再生回数
- カラオケで歌われた回数
- 株式会社第一興商と株式会社エクシングが提供するカラオケ歌唱回数を元に独自のポイントを付与
以下の指標はCHART Inight上で項目があるものの、ランキングには影響しません
- PCによるCD読取数(2022年12月7日廃止)
- アーティスト&楽曲を両方ツイートした数(2022年12月7日廃止)
- UGC
Billboard指標の詳細
CDセールス(CD)
ダウンロード(DL)
Billboard 1Pt獲得するのに必要なDL数
約8.3回になります。下記グラフ参照。
※2024年6月頃から2024年11月頃にかけて、DL数と獲得ポイントがわかる楽曲について一部プロットしたもの
なお、ここで言う「8.3回」はBillboardが集計した数になります。例えば、同一サイトで同一人物が複数回DLしたとしても、Billboard側が集計時に「1回」として集計する場合があります。
ストリーミング(ST)
配信サービス毎の仕様
各配信サービスとも、単曲を連続で再生しても再生回数としてカウントされない、と言われています。
(LINE MUSICを除く)
反映のためには、対象の楽曲の間に数曲(2~3曲)挟むことが推奨されます。プレイリストを作ることで簡単に実現できます。
Spotifyについて
2つの再生回数が存在します。
- Filtered Streams
- 各チャートで使用される
- 一日あたり上限20回までしか反映されない、と言われている
- 楽曲の最後まで再生が必要、と言われている
- Unfiltered Streams
- Spotifyの画面上で表示される再生回数
- 30秒でカウントされる
- 上限はない
LINE MUSICについて
30秒で再生回数としてカウントされ、単曲をループしても再生回数が積み上がる仕様です。(2024年11月現在)
あまりに突出した再生回数になると、Billboardに集計される際にポイント反映が調整(減少)されます。
※調整されてなお1再生あたりのポイント効率は高い
※例えば、LINE MUSIC で再生数が多いユーザにプレゼントをする企画が行われている、など
上記調整は週単位で行われます。
※櫻坂46 IWTCでは、された週とされなかった週があると推察されている
全国のFM/AMラジオ放送(ラジオ)
国内においての動画再生(MV)
カラオケで歌われた回数(カラオケ)
その他の情報
Stationhead(ステへ)について
概要
ラジオ番組配信のプラットフォームです。
配信主が選曲し、リスナー全員が同時に同じ音楽を聴くことが出来ます。(通常のラジオのように音声を載せることも出来ます)
リスナー同士でチャットを用いたやり取りも可能です。
リスナーは接続のためにSpotify / Apple musicの有料アカウントが必要になります。
なぜ指標に効くのか
各ユーザーのアカウントで楽曲を再生した扱いになるので、単純に再生回数としてカウントされます。
(Spotifyの再生回数上限制約は残ります)
使い方
Spotify、またはApple musicの有料アカウントを用意し、stationheadアカウントと連携する。
※有料アカウントの無料お試し期間であれば利用可能です。無料会員は利用不可です。
stationheadの対象チャンネルに入れば、以降操作不要です。
※時折接続が切れることがあるので、定期的に確認した方が良い
●自分で”回す”こととの差は?
pros
- プレイリストを作成する必要がない(配信主が用意してくれる)
- バックグラウンド再生が可能で他の再生アプリも動かせる(単位時間あたりのストリーミング数を増やせる)
- デバイス側でミュートしてもカウントされる
- 他のファンとチャットで交流できる
- 同時接続数が増えればstationhead画面で上位に表示される&公式がストパ(ストリーミングパーティー。ファンが同時に音楽を聴くイベント)を開催してくれるかも。
cons
- 接続しっぱなしだと途切れていることがある(特に最近)
- 好きな曲を好きなタイミングで聴けない
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